アンテナタワー建設

建設計画 2009.8-2010.6

今までの検討内容等をとりまとめました。少しでもこれから検討される方の参考になれば幸いです。

検討内容

1.タワー高さ
閑静な住宅地であり、周りの迷惑にならないこと、また懐にもやさしいよう考慮して、タワー部分の高さを15m以下とした。

 

2.建設工事の施工
 自前でどこまでするか考えた結果、安全を第一優先に考え、プロにすべてお願いすることした。

 

3.建築申請は必要か
市の管轄の福岡県北九州土整備事務所に資料を送り電話で確認する。
15m以下のものは不要。可動部分が取り外し可能なもので、あれば、高さに含めなくて良い。
この時点ではクリエイトKTシリーズのエレベーション付きで検討。

 

市等条例の確認も必要です、必ずお住まいの市役所等にご確認ください。

タワーの選定

選定条件

1.丈夫なこと。
 台風の被害は最少限に抑えたい。
 冬場の北風も高台のため半端ではない。

 

2.低騒音であること。

 

3.回転半径が広く取れること。
 軒先ギリギリで設置する必要があるためベースの大きさがコンパクトであること。
 回転半径を最大にするため、アンテナベースの中心にマストがくること。

 

4.リーズナブルな価格
上記の条件に加え、懐に優しいこと。 

総予算は100万で計画する。

以上の条件で検討を開始する。

選定

1.クリエイトKTエレベーション
価格は比較的安いが、 アンテナベースが比較的大きく、またエレベーション機構ではアンテナマストの中心がアンテナベース中心から外れるため、最大の回転半径が取り難い。

 

クランクアップであれば、マスト中心がずれないことから、クランクアップで検討を開始する。
クランクアップにすると価格がぐんと上がってしまい悩んでいたが、この中でリーズナブルな価格で強度もあるCQタワーで検討を進めることした。

 

2.CQタワー 

(1)CQタワーとのメールQ&A

2010.6 中古物件の紹介依頼。
2010.8 中古物件がなかなか出ないようなので、中古物件を諦め、新規で見積り依頼。
 15回のメールのやり取りを行う。
見積りの詰め、設置場所選定、アンテナ選定、避雷の考え等を整理し、最終見積りを依頼。

 

(2)アップ方式は電動、手動
 価格を抑えるとともに騒音防止にもなるため、手動の低騒音タイプを選択する。

 

(3)設置場所の選定
タワー底面図により、慎重に検討し、最終的に軒先の樋から10㎝まで近づけることで決定、これでやっと回転半径5mをクリヤーする。

アンテナの選定

アンテナは、数社のカタログを送付していただき検討。
耐久性で定評のあるミニマルチアンテナで検討する。
2010.8 14,21Mメイン、回転半径5m以内の条件で推奨アンテナの見積りを依頼。

 

NB32X(10,18,24M2eleHB9CV)
RN4MCX(7,10,18,24DP)
4SDX(14,21,28M4eleトライバンダー)
を選定する。

 

Z214N2は非常に良いと聞くも回転半径5m以上のため残念する。

避雷の対応

基本的にクランクアップ方式では、雷情報によりクランクダウンし、雷からの危険を避ける。
最悪の状態での危険を極力減らすこと及び将来の接地アンテナ用に利用するため、できる限り接地抵抗を減らし、また、施工も簡単な方法として、90㎝X90㎝の接地板を基礎工事で埋める方式とした。

建設工事 2010.9~

基礎工事施工者選び

 近くの工事屋さんを知りあいから紹介して頂き、見積りを依頼。
(タワー、アンテナ工事と別費用)

最終工事費用

120万

基礎工事

工事の前日までに、周囲の6軒に訪問、基礎工事の概要を説明する。

いよいよ基礎工事の開始です。

2010.9.?
裏庭で、軒先近くの工事のため、緊張して進捗状況を見ていましたが、さすがにプロの工事屋さん私の勝手な心配を他所に工事はドンドン進んで行きます。

午前中:基礎の穴掘り。

1mX1m深さ2m30㎝を掘り終えました。

午後:アース板、基礎の埋め込み

午後:コンクリートの流し込み

タワー、アンテナ建設工事  2011.10.1-2

工事の前日までに、周囲の6軒に訪問、アンテナタワー建設の概要を説明する。

いよいよタワー、アンテナ工事の開始です。

時間を調整して頂き、8時頃大阪から到着する。
早速、資材、工具おろし。

アンテナタワーの組立
基礎の水平を調整し、アンテナタワーの組み立て開始する。
軒先ギリギリセーフでした。

アンテナの組立、設置

ケーブル布設工事

完成