JASTA TEST 2015

JASTAから10月23日に結果が発表されました。ことしは、2位でした。
2015年のSSTVCONTESTも終わり、早いもので2か月が過ぎようとしています。
 今年のコンテストを振り返って見ました。

 

1.事前準備
(1) 50MHz 5eleHB9CV
昨年は、自作4eleHB9CVを使用していたが、台風対策のためミニマルチ社の5eleHB9CVに変更しました。
(2) 144MHz 5eleYAGI
ホイップアンテナからアマチュア衛星通信用チープアンテナの記事を見つけ、5eleYAGIを久しぶりに自作しコンテストに間に合わせました。
(3) 1200MHz 新BAND免許申請、RIG準備
マルチ3倍の魅力的な1200MHzの準備をしましたが、交信可能な相手が見つからず、ポイント獲得に至りませんでした。

 

2.コンテスト
今年の画像テーマは、2017年の世界遺産の日本推薦が決まった宗像市沖ノ島を取り上げました。この島は、古くから船の交通の要所として祀られた歴史があり、祭祀の品等が数多く出土し、宗像大社の宝物殿に展示されています。

さて、今年のコンテストはDXのコンディションが非常に悪く、また開いている時間も短く安定していなかったように思います。
 例年では、8月の後半にフランス、イギリス、ブラジルと必ず交信できていましたが、今年は全くできません。今まで参加して初めてのことです。特にF6HHO局とは10回程度毎年交信して、DVDをいつもいただいていましたが・・今年は1度画像を見ただけで、交信できませんでした。・・

 

3.Toppics
 (1)自己最高の交信局数、交信日数を記録
 延べ交信局数1760局と自己記録を更新し、また31日休まず参加しました。
 毎日の交信を達成したJA6DVD局のSSTV画面です。

また、毎日の交信数の推移をグラフに示します。

(2)I6GKI局
 親しみある画像はもちろんですが、交信の終わりには、必ず声をかけて頂ける、交信していてとても楽しく、コンテストの中でほっとできるひと時です。
さらに、本当に耳が良く、抜群の応答、彼の地は混信とまるで無縁のような気がします。今年は24回交信できました。

TNX JASTA CONTEST QSO&QSLcard

(3) JR3IIR局
 初めての交信でしたが、強烈な印象を受けました。
 出力700W,5eleだったと思います。後で調べて見たら、バリバリのDXerではありませんか。交信前にコールで声がけのルールを説明したり(守らない方もいらつしゃいますが)、来年はあなたがトップですねとか。失礼しました。また、お会いできる日を楽しみにしています。

 

4.コンテストを終えて
最初は目標40局/日でしたが、最終的には60-70局と局数は増えて行きました。交信Noだけは、1位を取りたいとの思いで8月をJASTAcontestにつぎ込みました。妻からクレイジーと言われながらも、傍で支えてもらいながらの後半でした。とても大変でしたが、この目標だけは達成しました。
 応援をいただきました多くの局それから妻に感謝したいと思います。
ありがとうございました。
なぜ、頑張っているのかと、自分自身でも不思議に思うことがあります。考えてみると地元宗像のJA6AP故清水さんの宗像にSSTVをやる人ができてうれしい、延岡のJA6BIF故山本さんのいきなりSSTVデビュ-ですか?と声掛けでパワーをいただいているように思います。今でもお二人の大きな存在を忘れることができません。

 

5.来年に向かって
100Wだとコンディションが厳しくなる中、DXとの交信がかなり厳しくなると予想されること(アンテナは敷地の関係から制限がある)とか、MMSSTVのコンテストで混信を避けるため及び時間短縮のため、ハーフモード、1/3モードとかできないのだろうかとか考えたりしています。